2020年4月28日

パソコンに外付けのマイクとカメラを付けてみた。オンラインレッスン準備中

僕はギターのインストラクターをしていますので、オンラインレッスンでは映像とサウンドの質にはこだわりたいところ。

さまざまなデバイスを用いてビデオ通話することができますが、先生側はパソコンをメインデバイスにした方が良さそうです。

スマートフォンタブレットでも大丈夫ですが、ビデオ通話の詳細設定はパソコンでないとできないことがあります

ただし、問題になるのは、ビデオ通話の映像とサウンドが良くないということ。パソコンに内蔵されているカメラとマイクではちょっと力不足です。

そこで、外付けカメラ外付けマイクをパソコンに接続することにしました。なるべく費用をかけず、いまあるものでやってみます。

パソコンに外付けマイクと外付けカメラを接続
パソコンに外付けマイクと外付けカメラを接続

外付けマイクとして利用できるハンディレコーダーTASCAMのXシリーズ


普段お使いのハンディレコーダー外付けマイクとして利用できるかもしれませんよ。ハンディレコーダーって、ちょっと昔だったら ICレコーダーと呼ばれてましたよね。

どんなハンディレコーダーでも大丈夫というわけではなくて、オーディオ・インターフェイスという機能がついたハンディレコーダーだったら利用できます。

ちなみに、僕が普段使っているハンディレコーダーは TASCAM DR-40X です。

TASCAMのハンディレコーダーの中でも「Xシリーズ」には オーディオ・インターフェイス機能(=オーディオI/F )がついています。

TASCAM DR-40X
TASCAM DR-40X

ハンディレコーダーは、狙った音をしっかり拾ってくれます。つまり、周りの環境ノイズが入らないということ。また、音質もCDクラスかそれ以上です。

オーディオインターフェイスとして使えるハンディレコーダーを持っている人に大変おすすめな方法です。新たにマイクを買う必要もなく、手軽に良い音で届けることができますよ。

ビデオカメラをパソコンの外付けカメラ(WEBカメラ)として使う方法

HDMI端子があるビデオカメラ

お持ちの ビデオカメラ や デジタルカメラ に HDMI端子 が付いていれば、WEBカメラとして利用できます。

ただし、ビデオカメラのHDMI端子をパソコン側のHDMI端子に接続しても映像は送れません。なぜならパソコン側についているHDMI端子は出力側だから。

これを解決するのが キャプチャーボード です。

キャプチャーボードは HDMI出力をUSBケーブルで送れるようにするアダプターで、これにより、ビデオカメラのHDMI出力をパソコンのUSB端子へ入力することができます。

さまざまなキャプチャーボードが販売されていますが、USB3.0に対応しているものがおすすめ。USB2.0よりも2倍以上の転送速度となっています。


スマートフォンをパソコンの外付けカメラ(WEBカメラ)として使う方法

オンライン化が進むご時世ですからWEBカメラも値段が上がっています。

あわててWEBカメラを買う前に、お持ちのスマートフォンやタブレットがWEBカメラとして使えないか試してみるといいですよ。

お持ちのスマートフォンとパソコンの両方にiVCamというアプリをダウンロードすると、スマートフォンをWebカメラとして使用できます。スマートフォンは、iphone でも Android スマホでも大丈夫だそうです。

スマートフォンとパソコンを接続するには、USBケーブルで有線接続もできますし、同じWiFi環境にスマートフォンとパソコンがあれば無線で接続することもできます。


ただし、ちょっと注意が必要で、パソコンはWindowsしか対応していないようです。Macは今は対応していないようです。

それともう一つ。接続しようと試みたとき、パソコン内のセキュリティソフトが邪魔をして、うまく接続できませんでした。セキュリティソフトに接続を許可してあげて無事に使えています。

iPhone5でも接続できました!

iVCamの無料版は ビデオサイズ 640×480のみ、画面の左上に「iVCam」という透かし文字が入ります。完全版 1,220円(2020/4/28現在)にアップデートすると、ビデオサイズや画質など設定できます。





以上。

このように、なるべく費用をかけず、いまあるもので、パソコンに外付けマイク&WEBカメラを接続することができました。

人それぞれ持っている機材は違いますが、「どうにか接続できる方法はないか?」と考えると案外できると思います。

参考になれば幸いです^^

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